こんにちは、さとはなです。
寝かしつけって、毎日のことなので、子供が寝てくれないと、親としては相当のストレスがたまりますよね。
うちは、下の子(3歳男の子)はよく眠ってくれるタイプなのですが、上の子(7歳女の子)の寝かしつけにはかなり苦労しました。
娘が小さい頃から、寝る前によく絵本を読んであげていたのですが、何冊読んでもいっこうに眠ってくれる気配はなし。
どうしたものか・・・と日々頭を悩ませていました。
下の子が産まれてからは、さらに問題が発生。
下の子が、絵本を噛んだり、破いてしまったり、割り込んできてページをパラパラめくってしまったりするので、ゆっくり読み聞かせをするどころではなくなってしまいました。
そこで、
紙の絵本をやめてデジタルに替えてみたところ、意外なことに、以前よりも娘の寝つきがよくなり、親としてもだいぶ楽に寝かしつけができるようになったと感じたので、今回はそのことについて書きたいと思います。
デジタル絵本や電子書籍を寝かしつけに使う時の注意点と対策や、寝かしつけにおすすめのデジタルコンテンツサービスについてもご紹介します。
- 絵本を読んでもなかなか寝てくれない
- 寝かしつけに時間がかかりすぎてイライラしてしまう
- 毎日のことなのでもっと楽に寝かしつけしたい
と、お悩み中のママさん、パパさんの少しでも参考になれば嬉しいです。
子供が寝たがらない理由
寝かしつけって個人差がありますよね。
同じ姉弟でも、生まれつきよく寝てくれる子と寝てくれない子がいるんだなと実感しています。
今でこそ、娘は小学生になり、昼寝は必要なくなりましたが、幼稚園に入る前までは特に、昼寝も嫌がるタイプだったのでとても苦労しました。
移動中の車内ではよく寝ることができたので、基本昼寝は車の中。
でも、眠った後に車から降ろそうとすると、起きてしまう。寝起きが悪いと大泣きすることも多かったので、娘が昼寝から起きるまでは、親も車の中で待機。というのをよくやっていました。
今では懐かしい思い出ですが・・・
小学生になった娘に、当時はどうして寝らなかったのか聞いてみたところ、
「眠るのはつまらない」
とのことでした。
楽しいことが大好きなのですが、一方でとても怖がりなところもある娘。
「眠るのが怖い」という心理もあったのではないかと推測します。
寝かしつけに絵本を何冊読んでも寝てくれない問題
これは寝ない子あるあるなのですが、絵本を何冊読んでも寝てくれないという問題があります。
我が家の場合は、図書館から選りすぐりの絵本をまとめて10冊借りてきて、毎晩読み聞かせていました。
同じ絵本を繰り返し読むというよりは、毎回違った絵本を読みたがる娘で、なかなか1冊だけということにはならずに、何冊も読まされる日々。
入眠儀式というよりは、絵本を完全に楽しんでしまっているようでした。
紙の絵本からデジタルに替えてみたところ・・・
冒頭にも書きましたが、下の子が絵本を破いたり、噛んだり、ページをパラパラめくってしまったりするようになり、状況が変わりました。
我が家は絵本を図書館で借りてくることが多かったので、もしも本を破いてしまったら弁償・・・と思うとハラハラしてしまい、落ち着いてゆっくりと読み聞かせをすることができなくなってしまいました。
そうゆうわけで、紙の絵本の読み聞かせに限界を感じ、デジタル絵本に替えてみることにしたのです。
最初はやむを得ず・・・という感じだったのですが、デジタルに替えてみてから、意外なことに、娘の寝つきが以前よりも良くなったのです。
下の子が産まれて、娘が4歳になったという年齢的な要因もあるかと思いますが、それでも紙の絵本からデジタルに替えたことにより、良くなったと思うことがあったのでお話したいと思います。
眠れない原因は読み聞かせ時の照明(電気)と体勢にあった!デジタル絵本に替えて寝つきが良くなった理由
娘の寝つきが良くなった理由としては、
- 照明(電気)が必要ないので、部屋を真っ暗にすることができる
- 親子一緒に横になって読むことができる
この2点が、紙の絵本の時と比べて、大きく変わったところかなと思っています。
紙の絵本を読むには、どうしても照明が必要になります。
また、大きな絵本や重たい絵本だと横になって読むのが難しいので、起き上がった体勢で読み聞かせをしていることが多かったのです。
部屋を暗くして、寝床に入り、横になる
当たり前のことだけど、これが人間が眠るための基本であることを実感いたしました・・・
デジタル絵本の場合にも、スマホ画面からの明かりはありますが、紙の絵本を読んでいた時の照明よりは、だいぶ暗いので、結果、寝つきが良くなったようでした。
デジタル絵本で寝かしつけ。我が家の場合
- 部屋を真っ暗にして布団に入る(親子で横になる)
- 姉弟で1つずつ読みたい絵本やムービーを選んでもらう
- 読み終えたら画面を閉じて寝る(母も一緒に寝てしまう)
まずは、部屋を真っ暗にして布団に入ります。(←重要)
真っ暗が怖い場合にも、豆電球くらいにしておいた方が眠るためには良いそうです。
それから、
その日にもよりますが、だいたい姉弟で1つずつ読みたい絵本やムービーを選んでもらい、終わったらスマホを閉じで寝るようにしています。
絵本が1つずつでは済まない場合もありますが、暗い中で読んでいると自然とまぶたも重くなるようで、紙の絵本の時よりは、随分と寝かしつけが楽になりました。
大体私も一緒に寝てしまうことが多いです。(←意外と重要だったりする)
娘の場合は、部屋を暗くしてただ横になるだけだと、つまらないという感情が出てきてしまい眠れないみたいです。
絵本やムービーを見るとリラックスするのか、スムーズに眠りにつけるようです。
リラックスできることが重要なので、刺激的な内容のものは避けた方がよいでしょう。やはり、ほんわか、のほほんとできる絵本は、寝かしつけに最適なコンテンツだと思います。
デジタル絵本や電子書籍を寝かしつけに使う時の注意点と対策
寝る前にスマホ画面を見るのは、睡眠の妨げになるので避けた方がよいという話をよく聞きます。
確かに、暗い室内だと、スマホの明かりはとてもまぶしく感じます。
暗い中でスマホ画面を見て、子供達の目を悪くしてしまっては大変!
・・・ということで、我が家では、以下の対策をしています。
- 画面からなるべく離れてみるようにする
- スマホ画面にブルーライトカットフィルムをつける
- 画面の明るさを最小にする
- スマホの設定で、画面の明かりをNight Shiftモード(夜間モード)にする
目が悪くなる原因
そもそも、目が悪くなる主な原因は、長時間近くのものを見続けることにあります。
暗い部屋でスマホ画面をみると、目は疲労しますが、そのことが直接視力低下につながることはないそうです。
一番気を付けることは、
画面から離れてみるようにすること。
それから、斜めから画面を見るのは、左右の視力のバランスが崩れる原因にもなるので、できたら子供達が画面を正面からみられるようにするといいようです。
もし気になる場合は、ママが絵本読んで、子供達には絵本を見るというよりは、お話を聞いてもらうという感じにするといいと思います。
Night Shiftモードとは?
iPhoneには「Night Shiftモード」があり、オンにすると、ディスプレイの色が暖色系に変わります。
説明によると、「夜よく眠るのに役立つ可能性がある」ということなので、とりあえずオンにすることをおすすめします。
確かにオフの時よりも目が休まると感じました。
ちなみに、Androidの場合は、機種にもよるそうですが、「夜間モード」と呼ばれているものがあるようです。
寝かしつけにおすすめのデジタルコンテンツサービス3つ
デジタルコンテンツサービスにもいろいろありますが、我が家が使っている寝かしつけにおすすめのサービスを3つご紹介したいと思います。
- 絵本ナビプレミアムサービス
- Amazon Audible
(オーディブル)
- 電子図書館まなびライブラリー
最初のころは無料の絵本アプリを使っていたのですが、だんだんと物足りなくなり、今は有料サービスを主に使っています。有料サービスだと、市販されている人気の絵本なども読むことができます。
1.絵本ナビプレミアムサービス
我が家がずっと愛用しているのが、絵本ナビのプレミアムサービス(月額360円+税)です。
- 絵本読み放題
- 絵本ムービー見放題
- 学習まんが読み放題
などなど・・・
これだけのサービスを受けられてこの値段は、はっきりいって安いです。
我が家では、寝かしつけや読み聞かせに欠かせない存在になっています。最近では、図書館で絵本を借りてくることはほとんどなくなってしまいました。
最近、子供達がとくに気に入っているのが、「絵本ムービー」です。
数々の名作絵本をムービーに作りかえたものなのですが、クオリティが高く、とても見ごたえがあります。
まだ使ったことがないという方は、ぜひ試してみて下さい。
2.Audible(オーディブル)
デジタル絵本を寝る前に見るのは、なるべく避けたいという方には、Amazon Audible(月額1500円)がおすすめです。
音声のみのサービスなので、寝かしつけにぴったりだと思います。
最初の1冊は無料で手に入れることができます。
Audibleについては、こちらの記事で詳しく書いています。
3.電子図書館まなびライブラリー
こちらは進研ゼミ会員限定のサービスなので、誰もが使えるというわけではありませんが、我が家でよく使っているのでご紹介します。
小学生以上を対象にしたサービスなので、絵本よりは児童書が多くラインナップされています。
作品の入れ替わりが頻繁にあるので、いつでも新鮮な気持ちで本を選ぶことができます。
公式 進研ゼミ小学講座
デジタル絵本や電子書籍のメリットとデメリット
デジタル絵本や電子書籍にはメリットもありますが、デメリットもあります。
我が家が寝かしつけに使っていて感じたメリットとデメリットについてまとめました。
メリット
- 部屋を暗くしても絵本が読める
- スマホなら紙の本よりも軽いので、親も横になって読み聞かせができる
- 児童書など、文章中心の本も読み聞かせがしやすい
- 子供が自分で好みの本を選ぶことができる
- 図書館に本を借りに行く必要がなくなる
- 本を置くスペースが必要なくなる
- 本の破損や劣化を心配する必要がなくなる
デメリット
- スマホだと、絵本を読むのには画面が小さいと感じることがある
- 文字情報が小さいので、子供の目に入りにくい(子供が文字を覚えるのにはあまり適さない)
- スマホの照明は目に良くない
おわりに
今回は、絵本での寝かしつけについて。紙からデジタルにかえたら子供の寝つきが良くなったことについてレポートしました。
あんなに寝かしつけが大変だった娘も、今では小学生になり・・・
最近では、かなりのお疲れモードなのか、下の子よりも早く寝ていることが多くなりました。
小さい頃には、寝つきが悪くても、年齢的な成長によっても変わってくるものなんだなと実感しています。
ふと、娘が一人で寝れるようになる日も近いのかな。と・・・
子供たちに挟まれながら眠れる今をかみしめようと思った今日このごろでした。
お読みいただきありがとうございました。
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