人工知能時代に生きる子供の将来が不安。今から親にできる教育とは?

ロボット

こんにちは。

7歳と3歳の母、さとはなです。

 

先日、

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

という本を読みました。

 

今までも人工知能(AI)時代について、漠然とした不安はありました。

しかし本書を読んだことによって、

AI時代は確実に来る。

今までの価値観を変えてしまうほどの大きな変化が、子供達の未来には待ち受けているんだということをあらためて実感することができました。

 

この記事では、

  • AI時代に向けて、親は子供をどのように導いていったらよいのか?
  • 親ができる教育

について。

本書を通じで学んだことを中心にレポートします。

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『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』

著者は、人工知能を搭載した家庭向け学習アプリQubena(キュビナ)を開発した神野元基さん。

本書の中では、

  • 子供が大人になるころには、どんな時代が来るのか?
  • これから必要とされる力とはなにか?
  • AI時代を生き抜くためには、子供にどんな教育をしたらよいのか?

について、分かりやすく解説されています。

 

同じようにAIがもたらす未来について書かれた本としては、『LIFE SHIFT』が有名ですが、本書の方が、より子供の教育に特化した内容となっています。

子供の将来を心配するママさん、パパさんにぴったりの1冊です。

親は子供にどんな教育をしたらよい?

AI時代が来ることは分かった。でも・・・

  • 具体的にどうすればいいのか分からない。
  • 今から子供にしてあげられることはあるの?

と、お悩みの方も多いと思います。

 

ここからは、

AI時代対策として、親は子供にどんな教育をしたらよいのか?

本書の中から、これなら実践できそう!と思ったものについて書きたいと思います。

 

ポイントは3つです。

  1. 極める力を身につける
  2. コンピューターに慣れる
  3. テクノロジーに関する情報収集をする

それぞれ順に解説します。

1.極める力を身につける

極める力とは、

思い+問題解決能力を意味しています。

何かをしたいという思いがあり、試行錯誤を繰り返しながら、それを成し遂げる力のこと。

 

今までは、人に言われたことを正確に実行することができる、いわゆる「工場型人間」が歓迎されていましたが、これからの時代はそういった仕事はAIが代わりに行うようになります。

 

人に従うだけの受け身型人間だと、将来は暗いです。

しっかりと自分の意志を持って行動できることが大切になります。

 

ただ、

自分の考えがあっても、それを行動に移せない。

すぐに諦めてしまうようでは意味がありません。

 

だから、

思い+問題解決能力

この2つをセットにして考えることが重要なのです。

 

かく言う私も、いろいろやりたいことはあるんだけれど、根気がないことが弱点だなあと・・・

子供と一緒になって「極める力」を身につけていかなければと思っています。

 

「極める力」を身につけるための具体的な方法については、本書の方に詳しく書かれています。興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

2.コンピューターに慣れる

「コンピューターに慣れる」ということも、これからの時代には必須になります。

今でもそうかもしれませんが、これからますますテクノロジーが発展していく中で、パソコン操作ができないというだけで、何をするにもハンディになってしまいます。

高価なものではなくてもいいので、パソコンやタブレットを子供に与えることも必要なのだそうです。

 

最近になって娘が、

「パソコンでお絵描きがしてみたい」

「タイピングを教えてほしい」

というようになりました。

 

正直、まだ早い、教えるの面倒と思っていたのですが、これはよくないなと。

お絵描きソフトぐらいなら、小学2年生でもできそうだし、今度一緒にやってみようかなと思っています。

ゲーム、インターネット、YouTubeはどうする?

本書では、ゲーム、インターネット、YouTubeについても、遠ざけるのではなく上手に活用していくことを推奨しています。

ちょっと、ほっとする内容ですね(笑)

しかし、ただ与えるだけ、子供にまかせっきりではダメで、親が見守り、必要なときには助言をすることが大事になります。

  • 良質なゲームを与える
  • Googleで調べるくせをつける
  • 何かを始めるときにはYouTubeの動画を参考にする
  • インターネットリテラシーを教える

我が家の子供達はYouTubeが大好きなのですが、確かに、自分の興味のある動画を選んで見るということは悪くないのではと思っています。

今はダラダラとYouTubeを見ていることが多いのですが、これからはYouTubeを調べものや、学びのために使うという機会をもっと増やしていきたいです。

3.テクノロジーに関する情報収集をする

テクノロジーに関する情報収集も、子供をより良い方向へ導いて行くために必要になってきます。

本書では、

  • シンギュラリティ(技術的特異点)
  • ディープラーニング
  • ベーシックインカム
  • エドテック
  • STEM(ステム)教育
  • アイオーティー(IoT)

など、人工知能に関する難しい専門用語が分かりやすく解説されており、とても勉強になりました。

全ては分かっていませんが、薄っすら分かっただけでも、かなり世界が広がったような気がしています。

 

将来、

「お母さんの考えはもう古い!」

と子供に言われないように。

これからも、新しいことをどんどん学び続けていかなければと。

子供によい助言を与えられる大人になっていたいです。

まとめ

今回は、人工知能時代を生きる子供に親はどんな教育をしたらよいのか?についてレポートしました。

 

これからは、お金を稼ぐことがそれほど重要ではなくなる。

それよりも、どのように生きるか、幸せとはなにかが問われる時代になると。

 

今の世の中、やりたくもない仕事に就いて、いやいや働いている人がたくさんいますよね。

でもこれからは、そんな仕事はAIが代わりにやってくれるようになる。

人間は、世のため、人のために働くという本来の形に戻るのだそうです。

 

そう考えると、子供達の未来は想像していたよりも明るいのかなと。

そんな希望が持てる1冊でした。

人工知能についてご興味のあるママさん、パパさんは、ぜひ読んでみて下さい。

 

お読みいただきましてありがとうございました。

2019年9月現在、Kindle Unlimited会員なら、0円で読むことができます。

 

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