こんにちは、さとはなです。
小学2年生の娘が「こども手帳」を使い始めて3ヶ月経ちました。
きっかけは、こちらの本でした。
この本を読んだのが、ちょうど夏休み前だったこともあり、何だか簡単そうだし、とりあえずやってみるか。
と気楽なノリで始めてみました。
今のところは順調で、娘も無理なく続けることができているので、やってみてよかったと思っています。
というわけで今回は「こども手帳」について。
我が家の使い方や続けるためのコツについてご紹介します。
- 「こども手帳」やってみようかな
- どんな手帳を使えばいい?
- 「こども手帳」って効果ある?
- 手帳って長続きしないんじゃない?
そんなママさん、パパさんの参考になれば嬉しいです。
こども手帳とは?
ここで言う「こども手帳」とは、子供が手帳を使って自分のやる事を管理することを指しています。
子どもの手帳術について書かれた本といえば、
- 『勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!』石田 勝紀著
- 『自分で考える子になる「こども手帳術」』星野 けいこ著
この2冊がよく知られています。
石田勝紀さんの考案された手帳術は、だいたい小学生ぐらいから、文字が書けて、足し算ができれば、始めることができます。
星野けいこさんの方は、3歳から始めることができるようです。
それぞれに特徴があり、好みが分かれる所だと思いますが、私のように、
- あまりマメなタイプではない
- 親が紙の手帳をつける習慣がない
そんな方には、石田勝紀さん考案のシンプルな手帳術が続けやすいと思います。
子どものお気に入りの市販の手帳を買ってきて、日々やるべきことを記入し、終わったら赤ペンで消す。場合によっては、ポイント制を導入してもよい
基本的なルールはこれだけなので、とっても簡単です。
準備するものも、手帳と赤ペンだけなので、思い立ったらすぐに始めることができます。
我が家の手帳は「無印良品」で調達しました
手帳はどんなものを買ったらいいのか?
本書の中では特に指定はありませんでしたが、子どもが気に入ったものを選ぶことがポイントになっています。
我が家の場合は、「無印良品」で手帳を調達しました。
- 日付フリー
- ウィークリー(64週間分)
- A5サイズ
- 100円
年度の途中から使い始めたので、日付フリーのものを選びました。
予定は週単位で記入していくので、マンスリーではなくウィークリータイプのものにしました。
手帳のサイズですが、あまり小さいと書き込みにくいので、A5サイズ以上がよいと思います。
手帳が安かったので、ついでにマーカーも娘に選んでもらい、一緒に購入しました。
この手帳を使ってみてしばらく経ちますが、娘も初めての自分専用の手帳におおむね満足しているようです。
値段も100円とリーズナブルなので、続くか分からないけど、とりあえずやってみたい場合にもおすすめの手帳です。
ただ1つだけ。書き込みスペースが横長なので、箇所書きがしづらいところが難点かもしれません。
もし、どの手帳にしたらよいか迷う場合には、石田勝紀さん考案の「こども手帳」専用に作られたものも市販されているので、こちらを検討してみるのもよいと思います。
我が家の手帳ルール
基本的に我が家では、だいたい本書のルール通りに手帳を運用しています。
- 一週間単位で「やる事」を書き込む
- 家族の約束事をページの一番上に書く
- 1つ出来たら1ポイント
- 余分に出来た場合にはポイントを加算する
- 日曜日にポイントを精算する
- 1ポイント=1円に換算する
手帳の中身はこんな感じです。
右端に
- ポイント加算の欄
- 週の予定を書く欄
を付け足しています。
やる事を書き込む
娘の1週間の「やる事」は、こんな感じです。
- 宿題
- チャレンジ(毎日)
- チャレンジイングリッシュ(週6)
- ピアノの練習(毎日)
- 音楽ドリル(週1)
我が家は入れていませんが、「お手伝い」なんかもやる事に加えてみてもいいようです。
約束事を決める
本書で、「家族の約束ごとを決める」というオプションが紹介されていたので、我が家でもやっています。
最近の「約束ごと」は、後かたづけです。
- 脱いだ服は、洗濯かごへ
- 使った食器は、洗い場へ
- ゴミはゴミ箱へ
一日できたら、1ポイントということにしています。
言われなくても出来るようになってきたら、新しい約束ごとを考えようと思っています。
ポイントの使い道
娘には、
「1冊終わったら通帳にお金を入れてあげるね。」
と説明してあります。
ただ、このままのペースでいくと、手帳1冊分のポイントで2,000円くらい。
大した金額にはなりません。
今のところは1ポイント1円で考えているのですが、娘の反応によっては1ポイント10円にした方がいいかもしれないと考えています。
こども手帳の効果は?3ヶ月使ってみた感想
- やるべきことが一目瞭然なので、親は子どもに声をかけやすくなったし、子どもも動きやすくなった
- 手帳をつける前よりも、計画的に取り組めるようになった
- 子供が自分で予定を書き込めるようになった
手帳をつける前は、チャレンジの赤ペン先生の提出目標日に間に合わないことが多かったのですが、最近ではなんとか間に合うようになってきました。
チャレンジイングリッシュも以前は出来たらやるという感じで、なかなか進んでいなかったのですが、「やる事」に書き込むようになって、順調にレッスンが進むようになりました。
「約束ごと」に関しては、まだまだ言われないと忘れがちですが、毎週手帳に書き込むことによって少しずつでもいいので、よい習慣が定着してくれたらいいなと思っています。
最近では、1週間の「やる事」を1人で書き込むようになり、少しずつですが、自主性がでてきたように感じています。
やはり頭の中だけで「やる事」を考えるのと、手帳にあらかじめ書き出すのとでは、随分と違ってくるものなんだなと実感しています。
娘は、
「この手帳があってよかった。」
と言っています。
- その日にやる事を終わらせたら、あとは好きな時間に使える
- それにポイントももらえる
というところが気に入ったようです。
親としても、
「あと、これとこれが残っているね。」
と、娘の手帳を確認しながら、客観的に声かけができるのが嬉しいです。
続けるためのコツ
- 1つ1つの「やる事」の量を少なく設定する
- 土日は「やる事」を少なめに設定する
- 「やる事」をつめこみすぎない
- 親のサポートも必要
1つ1つの「やる事」の量を少なく設定する
例えば、
チャレンジは、国語か算数どちらか1回分を1ポイントに設定しています。
以前は、国語と算数両方やって1回分だったのですが、そうするとどうしても腰が重くなりがちでした。
↓
現在:チャレンジ国語 or 算数×週7
少ない量でも、やる回数を増やせば、最終的には同じ量やったことになります。
しかも、いったんとりかかってしまえば、もう1回分やろうかなという気になることも多いので、とっかかりのハードルを下げることはとても効果的だと感じています。
土日は「やる事」を少なめに設定する
本書では、週末は調整のために、「やる事」を少なめに設定するようすすめています。
娘も平日にできなかった「やる事」は週末にやるようにしています。
自分で設定した「やる事」ができないまま次週になってしまうと、やる気もダウンしてしまうので、土日の予定は少な目がおすすめです。
「やる事」をつめこみすぎない
やり始めは張りきっているので、予定をたくさん書きこんでしまいそうになりますが、抑えたほうがいいと思います。
最初は確実にできる量の「やる事」を書き込んでいき、余裕があるようなら少しずつ量を増やしていくことをおすすめします。
親のサポートも必要
子どもにまかせっきりにしないで、親が声かけをする。
ゆくゆくは本人の力だけで手帳が活用できるようになるのが理想ですが、最初は親のサポートは必須だと思っています。
娘もまだまだ一人では無理なので、
- 「やる事」ができたらマーカーで消す
- 「やる事」があとどのくらい残っているか
などの声かけをしています。
マーカーで消す作業は本人のやる気アップにもつながるし、「やる事」があらかじめ手帳に書き込んであるため、親に声かけをされても、さほど抵抗感はないようです。
まとめ
この記事では、「こども手帳」の使い方や続けるためのコツについてご紹介しました。
手帳に「やる事」を書き込んでいくだけのシンプルな方法ですが、思った以上に効果があると感じています。
準備するものは、手帳と赤ペンだけ。
それほど費用もかからないので、ぜひ気軽に始めてみて下さいね。
本書を読むことで、こども手帳の使い方や魅力について、より深く理解することができると思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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