こんにちは、さとはなです。
こどもって木の実とか草の実とか木の枝とか、自然のものが大好きですよね。うちの娘も、毎日何かしらのお土産を園から大事そうに持ち帰って来ます。
この間、洗い終わった洗濯物を洗濯機から取り出そうとしたら、服の間からコロコロと小さな玉がたくさんこぼれ落ちてきました。
何だ何だ?と思ってよく見てみると、どうやら何かの実のようでした。
とてもきれいで神秘的な実だったので、「これなあに?」と娘に聞くと、「リュウノヒゲの玉だよ」と教えてくれました。
リュウノヒゲという植物は、よく見かけるので何となくは知っていたのですが、こんなにきれいな実がなるとは知りませんでした。
個人的に、この神秘的な玉の正体が非常に気になってしまったので、ちょっと調べてみました。
実の正体はやはりリュウノヒゲ(ジャノヒゲ)
調べてみると、娘の言う通り、この実は確かに、リュウノヒゲ(龍の髭)のもので間違いないようでした。
ジャノヒゲ(蛇の髭)ともいうようです。
耐寒性常緑多年草で、細長い葉が龍の髭に似ていることから、この名が付けられたそうです。
よく家の庭先にグランドカバーとして植えられているのを見かけます。
リュウノヒゲの花の咲く時期と実のなる時期・特徴
7月から8月に小さい花(白や薄紫)を咲かせ、11月から2月ごろに実をつけるようです。
実の色はきれいな瑠璃色で、まるでラピスラズリ(天然石)のよう。
床に落とすとコロコロよく転がっていく様子が楽しいらしく、息子が気に入って何度も投げては拾ってを繰り返していました。
ただ実が小さいのですぐに見失ってしまい、「あれ?ないねぇ」といいながら、きょうだいであちこち探し回っている姿が面白かったです。
実の中には、大きな白い種が入っていました。
まとめ
大人からみると、何の価値のないものを、まるで本当の宝物のように思っているこどもたちを見ていると何だかほっこりしてしまいました。
このリュウノヒゲ、とても丈夫で手間がかからないため、どこの家のお庭にもおすすめの植物なのだそう。
ただし、たくさんの実をつけるには、半日くらい日の当たる場所に植えたほうがいいらしいです。
うちの庭にもちょっと植えてみたいなと思ったさとはなでした。