こんにちは、さとはなです。
娘が小学1年生になって早くも半年が経ちました。
毎朝、登校班で学校まで行っているのですが、娘がずっと心配していたことがありました。
それは・・・
「みんなが(私をおいて)行っちゃってたらどうしよう・・・」
・・・大人の立場からすると、何でそんなこと思うの??
絶対、そんなことあるわけないよ。
と思ってしまうのですが、娘からすると大真面目な悩みでした。
ここ半年間、親としてずっと解決を試みてきたのですが、なかなか上手くいかず・・・
ところが、最近になって、
家を出る時間を少し変えてみた所、あっさりと解決したので、今日はその事についてお話したいと思います。
娘(小学1年生)の登校班
娘の登校班の集合場所は、我が家から少し離れたことろにあります。
とはいうものの、歩いて1分もかからない程なのですが・・・
ただ、距離は近くても、3つ角を曲がる必要があるので、我が家の玄関からは、当然見えない場所にあります。
登校班のメンバーは6人です。
兄弟、姉妹がいないのは、娘と、集合場所になっている家の子の2人だけです。
つまり、娘だけが、一人で集合場所まで行かなければならない状況でした。
登校班の心配事
「みんなが(私をおいて)行っちゃってたらどうしよう・・・」
最初にそれを言われたときには、それほど深刻には受け止めず、そのうち慣れるだろうと思っていました。
「大丈夫だよ!おいて行っちゃうなんてこと絶対ないよ!!」
と明るく送り出していたのですが、いっこうに慣れる様子はなく。
それどころか徐々に悪化・・・
しまいには、明日登校班が心配だから行きたくないと言い出すようになってしまいました。
「まだ、みんな行ってないよね?行ってないよね?」
毎朝毎朝、呪いをかけられたかのように心配する娘。
親として、娘の気持ちが理解できず、
「この子は本当に大丈夫なのだろうか?」
と溜息がでる日々が続きました。
このような状態が入学から半年ほど続きました。
なぜこんなに心配になってしまったのか?思い当たること
なぜ娘はこんな心配をしているのかと考えたところ、一つ思い当たる事がありました。
登校班で初めて登校する日。
心配だったので、親も一緒についていったのですが、よりによって朝の準備でもたついてしまい、集合時間ギリギリになってしまいました。
集合場所に着くと、すでに他のメンバーは来ていました。
初日にそんなことがあったので、それ以来はできるだけ集合時間よりも早めに行くようになりました。
早めに家を出れば間違いないと思ったが・・・
娘は、みんなにおいて行かれることを心配していたので、私は早く行くようにアドバイスしました。
早めに家をでると、たしかにまだ誰も来ていないことが多かったようですが、娘の不安が消えることはありませんでした。
次に試みたこと
早めに家を出る作戦は、娘にはあまり効果がなかったので、
今度は、
家の向かいに住んでいる登校班の同級生に一緒に集合場所まで行こうと誘ったらどうかと提案しました。
その作戦で、上手く行く日もありましたが、タイミングによっては、すでにお友達が集合場所に行っちゃっていることもあり、そんな時には、べそをかきながら我が家に逆戻りしてしてしまうこともあり、効果はいまいちでした。
付き添ってみて分かった、子供の気持ち
そんなある日。
家を出る時間がいつもより遅くなってしまいました。
娘が、
「不安だから一緒に来て」
というので、集合場所まで付き添いました。
ところが、
確かにいつもよりも、家を出る時間は少し遅かったはずなのですが・・・
集合場所にはまだ誰も来ていませんでした。
(あれ?どうして?もしかしてみんな行っちゃった!?)
私自身、子供の気持ちが分かった瞬間でした。
みんな結構ギリギリで、集合場所に来ているようでした。
当然、日によっては、早く全員がそろう時もあるようですが、そのあいまいな感じも娘にとっては不安なのだということが分かりました。
家を出る時間を変えたらあっさりと解決
そこで、家を出る時間を今までよりも遅めにすることにしました。
それも分単位の絶妙なタイミングで家を出られるようにタイマーをセットするようにしました。
すると、娘は、まるで憑き物が落ちたかように、元気に家を出られるようになったのです。
その絶妙な時間に家を出るようにしてからは、他のお友達が誰かしら来ているタイミングで集合場所までいけるようでした。
早すぎもせず、遅すぎもしない。その時間が娘にとってもしっくりきているみたいです。
この作戦にしてからしばらくたちますが、今のところ「みんなが行っちゃったらどうしよう」と口にすることはパッタリとなくなりました。
反省。集合場所まで付き添うという選択肢
娘と同じように、心配性のお子さん持つ先輩ママに話を聞いたところ、1年生のうちは、登校班の集合場所まで毎朝付き添っていたそうです。
私も、娘に「ついて来て」と頼まれた時には、集合場所まで付き添っていましたが、普段は一人で行かせていました。
娘の登校班のお友達は、兄弟がいることもあって、親が一緒に集合場所まで来ている人はいなかったので、その点は盲点でした。
徒歩1分以内とはいえ、心配性な娘にだいぶ無理をさせちゃったかなと反省しました・・・
まとめ
そのうち慣れるだろう・・・と半ば諦めていた登校班の悩みが、こんなにあっさり解決するなんて。
今回の件で学んだ大切なこと。
子供の気持ちに寄り添う!
そんなの当たり前と思っていても、実は出来ていなかったんだな・・・と反省しました。
もともと心配性な娘なので、他にもいろいろと悩みはありますが、とりあえず一つ。
娘の心配事が減ったのはとてもよかったです。
お読みいただきましてありがとうございました。
敏感で繊細な子供の特徴について、娘の例を交えながら記事を書いています。
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