こんにちは、さとはなです。
我が家の子供達はYouTube動画が大好きです。
今まではお姉ちゃん(6歳)の方が好きでよく見ていたのですが、最近では、その影響からか下の子(2歳)の方もYouTubeにドはまりしてしまっています。
親としては、非常に悩ましい問題ですが・・・
そもそも、なぜ子供はYouTube動画を見すぎてしまうのか??
今回は、子供達が大好きなYouTube動画について、親の立場から色々と考えてみました。
子供がYouTube動画を見すぎてしまう原因
子供達がユーチューブを見すぎてしまうのには、2つの原因があると思いました。
1.子供向けの動画が充実している
- 子ども向けのおもちゃの紹介動画
- 遊園地・公園などで子供達が楽しく遊ぶ動画
- ゲーム動画
などなど、子供が喜びそうな楽しい動画が数多くアップされています。
2.関連動画が次々と表示されてしまう
YouTubeでは、一つの動画の再生が終わると、「関連動画」が画面に表示される仕組みになっています。
そうすると、エンドレスで次から次へと新しい動画が見たくなってしまい・・・
ついつい見すぎてしまうという結果に。
テレビ番組とYouTube動画の違い
ひと昔前まで、教育界では子供たちがテレビを見すぎることが問題になっていましたが・・・
YouTube動画とテレビってどういう違いがあるのでしょうか?
テレビ番組は録画をすれば、それほど見すぎることはない
テレビ番組の場合、うちではほぼ録画したものをみるようにしているので、YouTube動画ほどは、見すぎてしまうことはありません。
たまにリアルタイムでやっているものを見たりすると、テレビもやはりダラダラと見てしまう傾向にあります。
質が違う
YouTube動画は素人が作成したものが多いです。
テレビは当然プロが制作を担当しています。
当然といえば当然ですが、そういったことからもクオリティでいったら断然テレビの方が高いです。
(最近では、編集に凝っている動画も増えてきてYouTube動画のクオリティはとても上がってきているとは思いますが・・・)
いずれにしても親としては、どうせ見るならEテレの子供向け番組を見てほしいというのが本音です。
単なる娯楽としてだけでなく、教育的な面を考えたら圧倒的にEテレの方が優れていると思っています。
すぐに見られるかどうか
テレビだと、あらかじめ見たい番組を録画予約する必要があります。
リアルタイムでテレビをつけても、自分の好みの番組がやっているとは限りません。
YouTubeの場合は、たくさんアップされている動画の中から自分の好みのものを探して、すぐに再生することができます。
その点では、テレビの方が少し不便に思います。
私が感じたYouTubeの良い点と悪い点
ユーチューブの良い点は、子供たちの好みの映像をみつけやすいところです。
ニーズが細分化されているので、子どもが見たいものをすぐに見つけることができるのがYouTubeの強みだと思います。
逆に、悪い点というか、注意しなければならないと思うのは、質が保証されていないので、親があらかじめ自分の目で見て動画を選別する必要があるという所です。
YouTube動画を見すぎてしまうと心配な事とその対処法
1.視力の低下
私が一番心配しているのは、視力の低下です。
対処法:なるべく大きな画面でみせる
我が家では、YouTube動画をテレビ画面でみせるようにしています。
YouTubeに対応しているテレビやレコーダーやゲーム機があれば、テレビで再生することができます。
これにより、親も一緒に動画を見ることができます。
子どもだけで見るよりは、会話も弾むし、動画の内容もチェック出来るので一石二鳥です。
※テレビで見られない場合には、YouTube Kidsというアプリを使うと動画の時間制限と閲覧制限が使えるようです。
2.有害な動画を見てしまう可能性
YouTubeには、
過激なもの、暴力的なものなど、
子供には相応しくない内容のものが無数にアップされています。
対処法1:制限付きモードを有効にする
ユーチューブ側で設定できる「制限付きモード」を有効にします。
この設定を有効にすると、不適切なコンテンツを非表示にすることができます。
対処法2:登録チャンネルから動画を再生させる
登録チャンネル画面から動画を再生すると、登録したチャンネルからの関連動画しか表示されないので、変な動画が関連動画に上がってくるかも?という心配がありません。
我が家では極力登録チャンネルから動画を再生してもらっています。
親があらかじめチェックして、安心なチャンネルだけを登録しています。
3.どうしても長時間見てしまう
やはり、YouTubeを見すぎてしまうのは必然なのでしょうか・・・
色々と対策はとっているものの、気づくと見すぎてしまっていることが多いです。
対処法1:自動再生を無効にする
YouTubeの設定で、自動再生が「有効」になっていると、閲覧していた動画が終わると、関連動画が自動的に再生される仕組みになっています。
これでは、子どもがエンドレスに動画を見てしまうのも無理もない気が。。。
出来ることなら関連動画の表示自体がなくなるのが一番よいと思うのですが、さすがにそれは設定上出来ないので・・・
我が家ではせめて自動再生を「無効」にしています。
対処法2:意識的にYouTubeから離れる日を作る
子どもがYouTubeを見すぎているなと感じた時には、なるべく別の選択肢を示すようにしています。
それでもどうしても見たがる時には、親が遊び相手になったりして気をそらしたりしています。
ただ、食事の準備中だったりなんかすると、なかなか相手が出来ないことも多いのですが・・・
4.他の脳を使う活動がおろそかになってしまう
これは、テレビでも同じことが言えると思うのですが、ユーチューブを見るのが一番楽しいことになってしまうと・・・
- 体を動かす
- 遊ぶ
- 創作する
- お手伝いをする
などなどの幼児期に欠かせない活動に支障がでる恐れがあります。
それほどの威力がYouTubeにはあると思っています。
親としては、外遊びや創作活動の重要性については、重々分かっているつもりなので・・・
耳の痛い話ですが、その辺はつねに意識していきたいと思っています。
まとめ
うちの子どもたちが大好きなYouTubeですが、使いこなすのはなかなか難しいものですね。
この「YouTubeをどうしても見すぎてしまう問題」については未解決のままですが、
我が家のスタンスとしては、
- 親が子供の見ている動画の内容を把握する
- 動画を見すぎないようにコントロールする
という感じで、
子どもの害にならないように・・・
YouTubeと上手く付き合っていけたらいいなと思っています。