こんにちは。2児の母、さとはなです。
10月の半ばに娘の就学時健康診断がありました。
はじめてのことだったので勝手が分からず、娘も私も内心ドキドキしながら行ってきました。
実際に行ってみると、自分が思っていたよりも重要なイベントだったことに改めて気づかされました・・・
今回は、就学時健診について。
当日の様子や、知能検査や発音(ことば)の検査の内容について分かったことを、ママ目線からお伝えしたいと思います。
お住まいの地域によって違う部分はあると思いますが、これから初めて就学時健診に参加されるママさんの参考になれば嬉しいです。
就学時健康診断とは?
就学時健康診断は、就学前(小学校に入学する前)の子どもが、実際に通う予定の小学校に行って受ける健康診断のことです。
健診の主な目的は、小学校入学の準備として、知能や健康状態を調べ、必要ならば助言を行うこと。
内容は、内科・歯科などの健康診断、知能検査等。
就学時健診の検査項目
参考までに、娘の小学校の検査項目は、内科、眼科、歯科、視力、聴力でした。
ことばの検査や知能検査も行われました。
ことば(発音)の検査の結果次第では、後日「ことばの教室」の案内が届きます。
「ことばの教室」とは?
「ことばの教室」とは、ことばを正しく発音できなかったり、どもったり、耳が聞こえにくいために、ことばの発達に困難があったりする子供のための教室です。
私の知り合いにも、就学時健診後に、この「ことばの教室」の案内を受け取ったという人が数人いたので、そんなに珍しいことではないようです。
学校側からは、
「もし、教室の案内を受け取っても、必ず教室に通わせなければならないというわけではないのですが、ぜひ前向きに検討してください。」
と説明がありました。
最後は親の判断になるようです。
ことばの検査の内容|どうやってするの?
りんごの絵を子供に見せて
「これは何ですか?」
という感じで発音のチェックをします。
単語力をみるテストではないので、絵を見て分からない場合は教えます。と学校側から説明がありました。
幼児にとって難しい発音について、ちゃんと言えているかを調べるようです。
知能検査の内容|どんな問題がでるの?
知能検査に関しては、学校側からは、具体的な内容の説明はなかったのですが、あとで娘に聞いたところ、
などの問題がでたようです。
娘がやっている「こどもちゃれんじ」でも、同じような内容のワークをやっていたので、問題なく取り組めたのではないかと思いました。
ちなみに、問題文は先生が読み上げてくれたそうです。
娘は、「この形を紙に書いてください」の問題と「13個に〇をつけてください」の問題が出来なかったらしく、先生から「おうちで練習してきてね~。」と言われたらしい。
そんなふうに和やかな雰囲気の中で知能検査は行われたようです。
あと、答案用紙に自分の名前を書く欄があるようです。
これは、書ける人は書いてねという感じで、自分で必ず書かないといけない。というわけではないと思います。
我が家では、
「名前の練習をしておいた方がいいよ。」
という話を聞いていたので、何度か練習しておきました。
あとで娘に聞いたところ、
「上手にお名前書けたね。」
と先生に褒められたと得意げに話してくれました。
正直、これで褒めてもらえたのか?
というぐらいのふにゃふにゃ文字でしたが・・・練習しておいて良かったです。
先生に褒めてもらったことで、学校に対しての警戒心が少し薄れたのか、
「今日は楽しかった!小学校に入るまでワーク頑張るんだ~。」
と感想を話してくれました。
健診当日の持ち物・服装
持ち物
健診受診のお知らせには、「親子ともに上履き持参」とありました。
私は前日になって気づき、あわてて近所で白い上履きと携帯用のスリッパを購入しました。
実際の会場では、市販の上履きの子もいれば、洗いたてのシューズで来ている子もいました。園や保育園で上履きを使用されているお子さんなら、それを持って行けば大丈夫だと思います。
ちなみに親が履くスリッパは、携帯用の折りたたみのものを持ってきている人もいれば、家で履くスリッパをそのまま持ってきている人もいました。
服装
服装については、「こどもが自分で脱ぎ着できるもの(体操着など)」と書いてありましたが、体操着は持っていなかったので、普段着で行きました。
実際には、カットソーにズボンやスカートなどの普段着できている子が多かったです。
親の服装については、地域によっても違うと思いますが、うちの小学校では、仕事帰り風の人もいましたが、普段着の人も多かったです。
気になるなら、ジーンズは避けたほうが無難かもしれません。
健診当日の流れ・所要時間
出発から小学校到着まで
就学時健診の受付時間は、12時45分からでした。
我が家は、その日は園をお休みしましたが、午前中だけ登園した子も多かったようです。
小学校までは、通学路を歩いて行きましたが、入学前のよい予行練習になりました。
けっこう長丁場になるので、トイレを済ませてから出発するようにしましょう。
受付
小学校の門を入ると、5年生が案内係のお仕事をしていて、受付のある体育館まで誘導してくれました。
受付で、あらかじめ自宅で記入しておいた必要書類を提出すると、子どもとはすぐに離されて、親は別の席に案内されました。
こども達は健診へ
子どもたちは受付順にグループになって健診を受けていました。
娘は、受付の時にちょうど前に並んでいたのが同じ園の子達だったので、一緒のグループで健診を受けることが出来ました。
当日親子が別々になることをとても不安がっていた娘でしたが、お友達がいたことで、すんなりと別れることができました。
もし可能ならば、健診にはお友達と一緒に行ったほうが安心かもしれませんね。
健診中は、5年生のお兄さんお姉さんがついてフォローしてくれたようです。
最後には校内も案内してもらい、学校に対するイメージがふくらんだ様子。
あとで、
「お兄さんお姉さんがやさしかったよ。」
と嬉しそうに話してくれました。
保護者は子育て学習会へ
こども達が健診を受けている間に、保護者は、体育館で子育て学習会に参加しました。
その中で特に印象に残ったのが、家庭教育アドバイザーの方のお話でした。
何でも、入園前の不安や年長さんのプレッシャーなどで、この時期に赤ちゃん返りする子は非常に多いのだそうです。
平気そうに見えても、どの子も例外なく緊張しているので、家庭でのフォローが非常に重要ということでした。
実は、うちの娘も最近かんしゃくを起こすことが多くなっていて、どうしたものかと頭を抱えていたのです。
この話を聞くまでは、
下の子が産まれてからだいぶ経つけど、まだ赤ちゃん返り終わらないのかな?
私の対応が悪いせい?
と悶々としていたのですが・・・
「なるほど、それだけが原因というわけではないのかもしれない。」
と少しだけ気持ちが楽になりました。
と、同時に、
「娘は社交的な性格だし、きっと入学を楽しみにしているだろう。」
としか考えていなかったので、その辺の認識が甘かったと反省しました。
今後は、入学までなるべく学校が楽しみになるような声がけをしていこうと思いました。
所要時間
健診の所要時間は思ったよりも長く、受付をしてから子どもが健診を終えて体育館に戻ってくるまで2時間半ぐらいかかりました。
戻ってきたグループごとに診断結果の通知書が手渡され、各自解散となりました。
終了後は、終わってほっとしたのか、校庭に飛び出していき、ひと遊びしてから帰りました。
まとめ
今回は、就学時健康診断についてレポートしました。
正直なところ健診を受けるまでは、娘が小学校に入学するという実感があまりなく、前日になって慌てて準備をしたりしていました。
いざ健診を受け、親も子育て学習会に参加し、具体的な話を聞くと、やはり身が引き締まるというか、親としても、来年から娘が小学校に通うんだという自覚がでてきました。
こども達が大きな一歩を踏み出すために、不安と戦いながら頑張っていることに気づけた貴重な一日となりました。娘は、校内を案内してもらったり、上級生や先生とお話したことにより、小学校に対して前向きなイメージを持つことができたようです。
これから始まる新しい学校生活、色々あると思うけれど、明るい気持ちで小学校に通ってもらえるよう親としてサポートしていきたいと思います。
それでは、また!さとはなでした。小学校の入学説明会のレポートはこちら。
子育て学習会で聞いた話がとてもためになったので、その話をもとに記事を書きました。
入学前の一年間のスケジュールについては、こちらの記事でまとめています。