こんにちは、さとはなです。
娘(小学1年生)が、HSC(ひといちばい敏感な子)ということが分かり、HSP(HSC)について、もっとよく知りたくて勉強中です。
娘は、HSCの中でも、3割ほどいると言われているHSSタイプの子です。
今回は、HSP、HSSで分けることができる4タイプの特徴について、我が家の例を交えながらご紹介したいと思います。
HSP、HSC、HSSとは?
HSP、HSC、HSSについては、こちらの記事で詳しく書いています。
似たような略語がならんでいて、混乱してしまいそうですが・・・
端的に言うと、こんな感じです。
- HSPが、ひといちばい敏感な人
- HSCが、ひといちばい敏感な子
- HSSが、刺激を求める人
HSP?HSS?それとも両方?の観点から分類する4タイプの特徴
この世には、HSPと非HSPの両方のタイプがいますが、自然の原理としては、そのどちらも必要です。
どちらか片方だけでは、人類も含め、その種が生き残ることはできないのです。
さらに、
HSP、HSS、非HSP、非HSSによって、人間は4つのタイプに分類することができます。
「HSCの子育てハッピーアドバイス」という本に、それぞれの特徴が分かりやすく書かれていました。
HSPで、非HSSタイプ
どちらかというと、リスクを取らず、新しい世界にはなかなかはいろうとしません。・・・どちらかというと、参謀とか、アドバイザーが向いています。
「どちらかというと」が2回でてきてますね。(笑)なんとなく日本人に多いタイプのような気がします。
HSSで、非HSPタイプ
現状をよく確認せずに、いきなり新しい世界に飛び込もうとします。・・・いわば「突撃型」で、新天地や新規事業に飛び込んでいく人といえるでしょう。
私とは真逆のタイプだなと思います。なるほど、こういう人は、HSS的な要素が強い人なのね・・・と今なっとくできました。
HSPとHSS両方タイプ
状況をじゅうぶん確認したうえで、それでも好奇心のほうが勝ってしまい、新しい世界に入っていこうとします。・・・会社なら、社員の気持ちにも配慮する繊細さを持つ一方で、大胆な決定もする、よき経営者に向いているといえます。
芸術家にもこのタイプの人が多いそうです。複雑ゆえに、両方の気質のバランスをとるのが難しいともいわれています。
非HSPで、非HSSタイプ
あまり物事を気にせず、現状を受け入れ、マイペースで淡々と生きています。・・・常識的な考え方ができ、でしゃばることなく、皆から信頼される社会人になるでしょう。
社会で安定してやっていけそうなので、私的にはうらやましいタイプです。
我が家の場合はどのタイプ?
我が家の場合、この4つのタイプのどれにあてはまるのか?
母目線から分析してみました。
HSPで、非HSSタイプ?な母
大人のためのHSPチェックリストで、まさかのHSP気質が判明してしまった私。
そこまでHSP要素が強くないのかもしれませんが、今までの人生、これが普通の感覚と思って生きてきたので、あらたな発見となりました。
ただ、これだけは自信をもって断言できるのですが、HSSではないことは確かです。
家で一人で過ごすのは大好きだし、何もない普通の日が一番と思っているタイプです。
HSPとHSS両方タイプな娘
娘の敏感さがとくに気になりだしたのは、小学生になってからです。
靴下や、レギンスのフィット感にこだわりがあり、気に入らないと着たがらないなど、親として気になる行動が目立つようになりました。
一方で、友達の交流が大好きで、遊園地のジェットコースターなど刺激の強いものを好むところがあります。
4つの中では、一番ややこしいタイプですね。
今後、このタイプの子にどう対応していけばよいのか、親として模索していきたいと思っています。
もしかしてHSPとHSS両方タイプ?な夫
繊細な面と、刺激を求める面、両方をもっているタイプ。
そういわれてみれば、うちの夫も・・・
妻からすると、かなりめんどくさいタイプの人間です。(笑)
娘の気質は、やはり父親ゆずりなのでしょうか?
性格はまるで異なる2人ですが、気質的には同じタイプなのかもしれません。
分かるのはこれから?な息子
2歳の息子の今現在のようすはこんな感じです。
- かなり頑固
- 服が水にぬれると脱ぎたがる
- 靴に砂が入ると脱ぎたがる
- マイペース
- 意外と友好的
- アトピー体質
HSCとアトピーについては、少なからず関係があるようなので、もしかしたらHSC気質かも?
今のところ娘ほどは、怖がりではないようですが・・・
ただ、髪の毛がものすごく気になるみたいで、お風呂の湯船に浮いていたり、床に落ちているやつを、よく私に手渡してきます。(笑)
まだまだ小さいので、これから個性がはっきりしてくると思っています。
まとめ
今回は、HSP、HSSで分けることができる4タイプの特徴についてレポートしました。
あなたや、あなたの周りの身近な人はどのタイプにあてはまりましたか?
自分とはまったく違う。なぜあの人は?
と感じていたタイプの人でも、こうして生まれつきの気質に着目すると、不思議と親しみがわいてくるような気がします。
それから、
あの人にはできるのに、私にはできない。
と思わなくていいんだ。
と考えられるようになったのも、このタイプ分類を知ったおかげかなと思います。
ただ、これはあくまでも大まかなタイプ分類になるので、すべての人がぴったりと当てはまるものではないと思います。
一口に、HSPといっても敏感な部分は人それぞれです。
HSP的な要素が強い人もいれば、比較的弱い人もいるでしょう。
当たり前のことですが、この世に誰一人同じ人はいません。
さまざまな個性が認められて生きやすい世の中になっていくことを願っています。
お読みいただきましてありがとうございました。
今回の記事を書くのに参考にしたHSCの本
「HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子」
著者は、精神科医で、スクールカウンセラーとして子育てを支援している明橋大二さんです。
HSCの子供の特徴や、親の対応のしかたについて、簡潔に書かれています。
難しい説明はなく、漫画形式の例がたくさんあるので、本読みが苦手な私にも理解しやすかったです。
そして、何よりママに対してのアドバイスがやさしいので、読んでいると癒されます。
とても読みやすいので、忙しいママさんにもおすすめの本です。
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